Red Hot Chili Peppers
先日、東京ドームへレッドホットチリペッパーズのLIVEを見に行ってきました。
東京ドームでLIVEを見るのは初めてだった為、会場に入った際の迫力は圧巻の景色でした。
レッチリのLIVEは数回見たことがあるのですが、ギターがジョン・フルシアンテで見るのは初めてで、何より私はジョンの大ファンなのでついにジョンが見れるという大きな意味がありました。
なぜそれほどまでにジョン・フルシアンテに惹かれるかというと、やはり一聴しただけでジョンだと分かる「枯れたギター」の音色と卓越したテクニックに思います。ギターが上手いのは当然のことなのですが、上手いだけではない哀愁と歌うようなギターは、ジョン・フルシアンテの代名詞です。同じようなプレイを誰かがしてもジョンっぽいとなり、オリジネーターに勝るものはありません。
そして、レッチリの魅力はバンドサウンドはもちろんのこと、これまでにあったバンド間でのドラマにあると思います。
ジョン以外のアンソニー、フリー、チャドについては常にバンドに定着して走り続けてきたのですが、ギターについては何度かのメンバーチェンジがあります。これまでにジョンは2度バンド脱退をしており、ジョン以外のギタリストによってもバンドは活動を継続してきました。
しかし、レッチリの黄金期ともいえる作品や曲にはやはりジョンが不可欠であり、それほどまでにバンドにとって重要な存在です。そんなジョンが再びバンドに戻ってくると知った時は本当に嬉しかったし、何よりジョンがまたギターを弾いてくれるということ自体が嬉しかったです。(ジョンはギターの天才でありながら、一時ギターではなく電子音楽の追求に傾倒しています)
ジョンがバンドに戻る中で1ファンには見えない部分は多いと思うのですが、ベースのフリーとの特別な関係性や、個性の強いバンドメンバー間での衝突もあって壊れてしまったものが再び一つになる姿には、バンドのドラマ性を感じずにはいられません。今後も出来るだけ長く、この4人でバンドを続けていって欲しいと強く思います。
以下はLIVEでも演奏した「Eddie」という曲で、ジョン復帰後の曲で一番好きな曲です。正にギターが歌っており、ジョン・フルシアンテの個性が存分に表現された曲になっています。いつまでも長生きしてください、レッドホットチリペッパーズ。