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2023.09.30
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Lewis Leathers

先日、憧れのレザーブランド「Lewis Leathers(ルイズレザーズ)」のレザージャケットを購入しました。ルイスレザーズは英国初のライダースジャケットを扱う老舗ブランドです。私が購入したのはCYCLONE JACKET(サイクロンジャケット)というタイプで、シープスキン(羊革)の黒です。


他のブランドもSchott(ショット)や666と魅力的なレザージャケットがあり迷ったのですが、やはりルイスレザーズの店舗で試着させてもらった瞬間ビビッとくるものがあり、本来オーダーメイドして購入するものと思っていたのですが、試着させてもらったサイズがあまりにもピッタリだったので店頭にあった商品を購入させていただきました。ルイスレザーズ特有のフィット感とシボ感が最高です。
これだけちゃんとしたレザージャケットを購入した以上、ルイスレザーズについて改めて理解を深めた上で着たいと思い、以下の動画をもとにルイスレザーズについてまとめました。

Lewis Leathers(ルイスレザーズ)の歴史について

ルイスレザーズは、1892年 イギリスのロンドンでデヴィット・ルイスによって創業されました。創業当初は革製品ではなく、紳士服の仕立てや機械工業などの防護服を製造していました。
第一次世界大戦の中盤にあたる、1918年頃にパイロット向けのレザージャケットの製作に乗り出します。(レザージャケットの起源:1918年ドイツ軍の戦闘機のフライトジャケットが世界初のレザージャケットとして採用されます)操縦席の極寒の環境に耐え得る、保温性に優れたレザーウェアを作り始めます。
第二次世界大戦中には、イギリス空軍にフライトジャケットやフライングスーツを提供します。ルイスレザーズのタグに刺繍されているAVIAKITは「AVIATION = 航空」「KIT = 装備」を組み合わせた造語です。
時を同じくして飛躍していたのがオートバイ産業になります。1903年にアメリカでハーレーダビッドソン第1号車が誕生したのを皮切りに、アメリカではバイクブームが起こります。そして1930年になると、そのブームはイギリスにも到来し、バイクレースが盛んに開催されます。革製ジャケットの持つ機能性と、転落時の摩擦に強い耐久性が必要とされ、レザージャケットの需要が高まります。
イギリス空軍御用達のクオリティを誇るルイスレザーズもオートバイ産業に乗り出します。バイクレースの歴代ワールドチャンピオンがルイスレザーズを着用していたことから、ルイスレザーズの人気が爆発します。

アメリカとイギリスでのライダースジャケットの違い

ライダースジャケットでもアメリカとイギリスでは違いがあり、通称アメリカは「アメジャン」と呼ばれ、イギリスは「ロンジャン」と呼ばれます。
そもそもライダースジャケットはアメリカで誕生し、それを真似て作ったのがイギリスのライダースジャケットです。大きく違う点は、まずアメリカとイギリスのバイクの乗り方にあります。アメリカはハーレーダビッドソンを代表する、真っ直ぐな道を走るクルーザータイプが主流です。一方、イギリスはレースを想定した前傾姿勢で乗るカフェレーサータイプが主流です。
この流れの中、問題となったのが革の性質です。革は丈夫だが伸縮性がなく、当時前傾姿勢で乗るには不向きとされていました。そこでルイスレザーズが選んだのが「シープスキン」と呼ばれる羊革です。
そもそもアメリカは畜産業が盛んで、そこに従事するカウボーイの存在で牛と馬が手に入りやすい環境です。ルイスレザーズの製品は、もちろん牛革、馬革のものもありますが、シープスキン(羊革)のラインナップが豊富に揃っています。そこがイギリスらしさ、英国らしさと言えます。イギリスは涼しい気候が羊を飼うのに適しており、当時から羊が手に入りやすい環境です。

Lewis Leathers(ルイスレザーズ)の特徴

シープスキン(羊革)の製品を多く扱っているルイスレザーズですが、シープスキンは牛、馬、羊といった主な革の中でも特に柔らかみがあり、非常に着やすいのが特徴です。牛革は逆に良い意味で無骨な革のギシギシ感がありハードな印象で、馬革は更に光沢感も得られます。
レザーの性質には可塑性(かそせい)があり、一度力を加えるとその力を記憶してくれます。当然シープスキンにも可塑性があり、着やすい上に自分の身体にどんどんフィットし、それが他の革ジャンと比べても早いのが特徴です。
そして前傾姿勢を考慮して作られた、ルイスレザーズの代表作が「LIGHTNING(ライトニング)」や「CYCLONE JACKET(サイクロンジャケット)」になります。
ロンジャンは袖のジッパーが外側に付いており、前傾姿勢になった時にタンクを傷付けない配慮があります。アメジャンは袖のジッパーが内側に付いています。ロンジャンは前傾姿勢でも取りやすいようにコインポケットがあるのも特徴です。また、前傾姿勢になるため袖や着丈は長めに作られており、タンクを傷付けないようベルトの位置が外側になっているといった配慮がされています。
アメジャンは身体にピタピタにフィットさせない着方が主流ですが、ロンジャンはより身体にフィットさせて着るのが主流です。アメジャンは良い意味で野暮ったい、ロンジャンはその野暮ったさがありません。テーラー仕立てのスタイリッシュさで、人気に拍車をかけたのがルイスレザーズです。
そして紳士服の仕立てからスタートしたルイスレザーズならではの特徴が、オーダーメイドです。革の種類、革の色、ジップテープの色、ジャケットの裏地、ロゴの形、内ポケットの有無といった様々な箇所をカスタマイズが可能です。ルイスレザーズのレザージャケットは、全てロンドンの工場で生産されており、イギリスの匂いがはっきりと感じられます。熟練の職人が、1人でジャケット1着を縫い上げているこだわりの逸品です。
元々、紳士服のテーラーだったノウハウを活かし、身体に沿うような形に仕上げるルイスレザーズ。こうしてカフェレーサー、ロッカーズ、パンクスの憧れの存在となっていきました。

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